迫る九州場所…BSの大相撲うんちく番組×2「どすこい研」「たっぷり総研」が見逃せない
番組では「初日に潜む魔物」「寄り切りの奥義」「行司の目」などさまざまなうんちくが語られる。
「NHKにはほぼ全取組の記録と映像があるので、それを使ったうんちくの解説は説得力があります。力士や親方たちも見ているようですね。また、二所ノ関親方が結構おしゃべりで、部屋での力士の素顔を次々とバラすので、相撲ファンじゃなくても楽しめます」(相撲雑誌編集記者)
■思わずうなる、親方たちの“土俵裏”解説
もうひとつの「大相撲がっぷり総見」は、スー女の唐橋ユミ(フリーアナウンサー)と朝日山親方(元関脇・琴錦)が司会で、翌日からの本場所の見どころ解説がメイン。前回放送では大の里の最短大関を予想していた。こちらは民放らしく、大入り袋セットや立行司が中入りで読み上げる「顔ぶれ」(翌日の幕内の取組を1組ずつ書いた半紙)などの相撲グッズのプレゼントもある。
ところで、大相撲はNHKの放送枠に合わせて午後6時ちょっと前に必ず終わる。一瞬で勝負が決まったり、水入りや取り直しだってあるのに、どんな仕掛けになっているのか。