NHK紅白に「新浜レオンが出るなら…」業界がザワつくB'zの「出場フラグ」大手事務所との“密約説”も

公開日: 更新日:

所属事務所旧ビーイングの"看板"アーティストがB'z

 だが、新浜の紅白出場は、音楽業界をことさらザワつかせている。なぜかといえば、彼が所属している事務所が倉木麻衣、ZARD、大黒摩季らが所属する大手プロダクション『B ZONE(旧ビーイング)』だから。そしてその事務所の"看板"アーティストが、B'zなのだ。

「レオンくんはビーイングの初の演歌歌手、というか唯一の存在ですよ。なので、従来の演歌歌手のように新曲を出したら地道にキャンペーンをするというようなやり方ではなく、テレビやドラマにブッキングするなど、やることなすことスケールがデカい。木梨さんや所さんを引っ張り出してくるなんてとこも、さすがはビーイングって感じですよね」(前出のレコード会社関係者)

 現在はローカル局ながら、朝の情報番組『ちば朝ライブ モーニングこんぱす』(千葉テレビ)の月曜MCを担当。2022年にリリースした『捕まえて、今夜。』は、テレビアニメ『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』(日本テレビ系)のオープニングテーマに起用されている。

 また23年には高校球児だった経験を生かし、連続ドラマ『下剋上球児』(TBS系)に出演。意外なところでは、新浜をモデルにしたキャラクター「れおすけ」をサンリオが制作するなど、とにかく従来の演歌歌手の枠にとらわれない活躍をしている。

 事務所が全力を挙げてプッシュする新浜だからこそ、業界はザワついている。音楽業界関係者が言う。

「唯一の演歌歌手であるレオンくんの紅白出場は、ビーイングにとって悲願でした。それが叶ったウラには、NHKと何らかの"話"があったのではと、噂になっています」

 もちろん、ここ数年の新浜の活躍ぶりをみれば、紅白出場の資格は十分にありそうだが……。

北島三郎さんや五木ひろしさんなど大御所が身を引き、紅白の演歌枠がどんどん減っている現状で、新しく若手演歌歌手が入るというのは、並大抵のことではないんです。しかも、昨年出場した演歌歌手は誰も落とされずに、レオンくんは入っている。単純に考えれば演歌枠が1枠増えたわけですが、どうも漏れ聞こえてくるのは"ポップス枠"での出場とのこと。それくらいNHKは力技でレオンくんをねじ込んできたワケですから、逆にいえばB ZONEとしてもNHKのお願いを断りにくい状況ではありますね」(前出の音楽業界関係者)

 朝ドラのオープニング担当、そして後輩アーティストの初出場……。NHKの悲願であるB'zの紅白初出場に向け、舞台は着々と整いつつありようだ――。
   
  ◇  ◇  ◇
 
 それにしても、旧ジャニーズ勢が2年連続ゼロの今年の紅白歌合戦はいよいよやばそうだ。そのためにもNHKにはB'zが必要なのだが、関連記事【あわせて読む】も要チェック。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  3. 3

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  4. 4

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  2. 7

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  3. 8

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  4. 9

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 10

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した