陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ
11月24日に行われた故・三笠宮百合子さまの弔問の様子を報じたVTRをめぐって、X(旧ツイッター)で妙な言説が沸き上がっている。弔問には天皇皇后両陛下をはじめ、皇族方も続々と三笠宮邸を訪れていたが、このうち、上皇上皇后ご夫妻の弔問のシーンに対し、《上皇后は詐病でしょうね》といった声が上がっているのだ。
Xには上皇上皇后ご夫妻が三笠宮邸から出る様子を報じたテレビニュースのVTRがアップされているが、これに対して、《杖が地面から離れ浮いている状態で4~5歩、歩いていらっしゃいますよね 超人的な回復力 只々びっくり》と驚く声や、《杖が地面についていないのに大腿骨骨折の上皇后美智子さま歩けてますね》という指摘が出ている。ITジャーナリストの井上トシユキ氏はこれらの声を「陰謀論の域を出ない」と一蹴しつつ、このような主張する人々の特徴を解説する。
■陰謀論者は「ストーリーを組み立てるためのエビデンスの『ようなもの』」が好物
上皇后さまは10月8日に大腿骨の骨折の治療のため同箇所の手術を受けているが、これらの声の主の言いたいこと、それは、どうやら、大腿骨の手術にしては回復が早すぎ、発表された容体とは違うのではないかということのようだ。それが証拠に、《スッスッサーっと歩いて曲がってあら不思議》といぶかる声まで上がっている。