松坂桃李「御上先生」第2回は視聴率ダウンも…“学園モノ=鬼門”を覆したTBS日曜劇場の絶妙すぎるバランス
24日の広瀬すず(26)主演「クジャクのダンス、誰が見た?」(TBS=金曜夜10時)、25日の赤楚衛二(30)主演「相続探偵」(日本テレビ=土曜夜9時)で、ひと通り出そろった地上波GP帯の冬ドラマ。
初回の世帯視聴率は松坂桃李(36=写真)主演「御上先生」(TBS=日曜夜9時)が12.2%と唯一の2ケタで、26日の第2回は11.2%と1ポイント落としたものの、頭ひとつ抜けている。ちなみに「クジャク」は初回7.8%だった(数字は関東地区=ビデオリサーチ調べ)。
「前クールの『海に眠るダイヤモンド』を超える上々の滑り出し。視聴率で常に上位にいるTBS日曜劇場ですが、実は学園を舞台にしたものとは相性が悪く、2014年に放送した宮藤官九郎さん脚本の『ごめんね青春!』は全10話平均で7.7%と、この枠ワーストを記録。16年放送の『仰げば尊し』も10.5%と、当時の日曜劇場にしては物足りない数字でした。21年の『ドラゴン桜』は14.8%でしたが、もともと金曜ドラマ枠でヒットしたものの続編です。直近の23年『下剋上球児』は9.6%でした」(テレビ誌ライター)