フジテレビ連ドラで月9『119』だけが好調…ドラマレビューからにじむ令和の若者世代からの共感
「ドラマの企画会議なんかで、そこまで売れていない俳優とか脚本家を推そうとしても、上の世代はすぐ《全然知らないけど》《大丈夫なの?》と保守的なことしか言わない。で、無難なキャスト、内容も既視感のあるドラマしかできないという悪循環に陥っていましたが、だんだん世代交代も進んできたし、中居(正広)さんきっかけでようやく絶ち切っていけそうです。もちろんオジサンにだって理解者はいますけど、上層部に絶対的に令和の感覚が欠けている。それこそが“病巣の根っこ”なんですよ」
実際『119』には、《話し方も感情任せではなく、基本理性的でリスペクトある姿勢なところも令和的なリアリティーがあって好感》なんて“令和世代”とおぼしき好意的なレビューも目立つ。フジテレビ問題のせいで《どうか打ち切りになりませんように》などと祈る声も……フジは膿を出し切って、視聴者が楽しめるドラマを作っていけるか。
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