バストに1億円の保険をかけた元祖巨乳 井上晴美
井上自身が語るように保険は話題づくりの一環だった。日本では体の一部にかける保険は認められておらず、バスト保険は一般的な傷害保険の一部。1年間の保険料は25万円だった。
とはいっても、バストに1億円がかかっているのは事実。井上は「自分でもなんとなく気を使ってあげるようにはなりましたね。下着とかも形をちゃんと整えるようにした」とバストへの意識は以前より高まったという。
デビューを機にサイズを測り直したら、「それまで着けていたブラが3サイズ小さかったことを知って慌てました」という仰天エピソードも明かした。
その後、バストに大きなトラブルもなく、保険は92年6月いっぱいで期限切れ。その間、井上のバストは88センチへと2センチグレードアップした。
通常、バストを売りにデビューしたアイドルはブレーク後に路線変更することが多い。井上も保険の期限切れ前に「“1億円”からうまくイメチェンしていけるといいなと思っています」と語っていた。
だが、92年7月の桜っ子クラブ・プール大会で「まだ照れますね。ファンの前に水着で出るのは久しぶり」と語り、保険期間中のバスト露出は比較的抑えめだった。