バストに1億円の保険をかけた元祖巨乳 井上晴美
<1991年7月>
バブル末期の91年、熊本から上京して16歳でデビューした井上晴美。同年7月、バストに1億円の保険をかけたことで話題を呼んだ。
井上は熊本では五輪選手を目指して水泳に励んで、小学校時代には九州大会で優勝したこともあったが、水泳をやめてからバストがどんどん大きくなり、気がついた時にはEカップ、86センチに成長していた。
上京後“桜っ子クラブさくら組”の一員としてデビュー。所属事務所はシングル発売に合わせ、バストに1億円の保険をかけた。過去には89年、瞳に1億円の保険をかけて話題となった田中美奈子の例もあるが、井上のバスト保険は話題性抜群でマスコミに大きく取り上げられ、“保険アイドル”とも呼ばれた。
保険のシステムについて井上は「傷害保険の一種だから、胸が傷ついたり、病気になったりすると保険金が出るんですけど、金額はケガの程度で変わるみたい。もちろん蚊に刺されたくらいじゃ一銭も出ませんけど」と説明した。
しかし、「みんなの視線が“胸”ばかりに集中するから、ちょっと嫌なんですよ。保険なんてプロモーションだし」と複雑な心境も語った。