最終日もガラガラ…映画「ハダカの美奈子」が3週間で打ち切り
元オセロ中島知子(42)の主演映画「ハダカの美奈子」が、公開からわずか3週間で打ち切られた。12月1日まで公開の大阪の一館を除き、すべての上映館が11月29日までに公開を終了した。打ち切りを数日早めた上映館もあった。
松本人志(50)監督の「R100」が5週間、上戸彩(28)主演の「おしん」が4週間……ともに、この秋に大コケした話題作の打ち切りまでの期間だが、「ハダカの美奈子」はそれすら下回ってしまった。
どこまで不入りなのかと、上映最終日にシネマート六本木に足を運んでみると、150席の館内に観客は10人程度。当初含まれるはずだった過激な濡れ場シーンなどをカットし、ファミリー向けに編集した「PG12」バージョンなのに、平日夕方上映のせいか家族連れはなし。ほとんどが年配の女性客だった。
映画の中身は、美奈子と6人の子供たちの10年後を描いたフィクション。離婚で小豆島を離れることになった美奈子と6人の子供たちが、船で旅立つシーンから始まり、10年後の美奈子ファミリーの現状を浮かび上がらせていく。