清原容疑者の密売人逮捕 “芸能界&山口組ルート”一網打尽か

公開日: 更新日:

 警視庁の捜査員がきのう午後5時半すぎ、沖縄県内で小林容疑者の身柄を押さえたというが、問題はこれから先だ。

「世間的には清原は“大物”でしょうが、しょせんただのシャブ中です。清原だけならいつでも逮捕できたのにここまで時間をかけたのは、警視庁の“本丸”が清原や密売人の背後にいるとみられる暴力団、“山口組ルート”だからです。清原は携帯電話に、山口組組長の出身母体である弘道会のストラップをつけていたそうです。清原と小林を一緒に逮捕することもできたのに、小林を泳がせていたのも、もっと大物を見据えていたからですよ」(警視庁OB)

 警視庁は本丸に迫るべく、清原容疑者の自宅から押収した4台の携帯電話の通話記録やメールの解析を進めていたという。

「清原は覚醒剤の入手先について供述を拒んでいると報じられていましたが、実際はある程度しゃべっているというウワサもある。確実な裏付けがあったからこそ小林の逮捕にも踏み切れたのでしょうが、清原に加えて密売人までパクったとなると、当然その周辺や背後にいる人間は地下に潜ってしまう。元愛人など、すでに行方をくらましている関係者も多い。これから先は、一気呵成にやらないと取り逃がす危険性が高まる。小林を泳がせていた意味もなくなります。警視庁にも、それなりの“勝算”があっての逮捕でしょう」(前出の捜査事情通)

 清原容疑者の覚醒剤人脈をめぐっては、大物歌手やギタリストなどの“芸能界ルート”や、複数の元プロ野球選手などの“球界ルート”も取り沙汰されている。全容解明に向け、捜査のメスが、一気に拡大する可能性が出てきた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動