「官僚接待」で思い出す“ノーパンしゃぶしゃぶ”と女王イヴ
つくられたブームは必ず終わる。終わると次なるブームが現れる。芸能界と夜の世界はよく似ている。
90年代に現れたのがバブル期の象徴的な存在になった巨大ディスコ「ジュリアナ東京」だった。芝浦の倉庫をリノベーションした店内に、それまでのディスコにはなかったお立ち台を設置。髪はワンレン、服はボディコンの超ミニの女性が“ジュリ扇”と呼ばれる羽根付きの扇子を振り回して踊る。お立ち台の高さを130センチほどにしたのも、「下からのぞいてもまともには見えないが、ちらっと見える瞬間があるのがちょうどよい」という緻密な計算に基づいたものだった。(つづく)