大腿骨頭壊死リスク4.4倍 毎日お酒を飲む人は歩けなくなる!?

公開日: 更新日:

「症状はまず、階段の上り下りや立ち上がった時などの膝周辺の痛み。半年から1年ほどたつと、股関節も痛くなります」

 初期の段階では、レントゲンで異常が見つからない。股関節の痛みが生じてきた時点でもレントゲンでは異常が見つかりにくいが、MRIを撮れば、大腿骨の骨折部分が写る。

「大腿骨頭壊死は毎日アルコールを摂取している人ならだれでも発症する可能性はあります。もし、膝痛から始まって股関節も痛むようになり、レントゲンで異常が見つからない時は、股関節の疾患が専門の整形外科医を受診し、MRIを受けることを勧めます」
 大腿骨頭壊死はもともと整形外科の領域の疾患だが、整形外科にはさらにさまざまな専門分野があるためだ。

<好発年齢は30~50代>

 大腿骨頭壊死の治療はいくつかあり、どこの骨細胞が壊死したか、その範囲はどれくらいかで決まる。
「大腿骨は胴体と脚の継ぎ目として体を支えています。つまり、上半身の体重がかかる部分のうち、どれくらい壊死してしまったかで、治療が変わってくるのです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭