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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

米CDCが指針 インフル症状がある人には新型コロナ検査も

公開日: 更新日:

 世界的に感染が広がる新型コロナウイルス。アメリカ国内で確認された感染者は15人(2月17日現在)にとどまっていますが、一層の対策を推進するために、CDC(米疾病対策センター)ではインフルエンザとみられる症状の患者に対し、新型コロナウイルスの検査も行うという指針を発表しました。

 実はアメリカでは今、新型コロナウイルス以上に深刻なのはインフルエンザで、患者の数は過去最悪のペースで増え続けています。

 今シーズンの患者数はこれまでに低く見積もっても2600万人に達し、そのうち最低でも25万人が入院、1万4000人が亡くなったと推定されています(2月8日現在)。12月のこのコラムでは、インフルエンザの流行が例年になく早いとお伝えしましたが、どうやら2019年から20年にかけての今シーズンは、4500万人の患者を出した2年前と同様、過去10年で最悪の年になるかもしれないとCDCは警告しています。

 また、これもお伝えした通り、特に子供たちへの感染が早い時期に広がっていて、これまでに亡くなった子供は92人。その死亡率、入院率ともに過去10年間で最悪となっています。

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