新型コロナワクチン接種後に感染「魔の2週間」説は本当か

公開日: 更新日:

 ワクチンを打っている国でなぜ、新規感染者数は増えているのか? とくに短期間に集中接種した国では2週間以内の感染者増が目立ち、ネット上では「魔の2週間」などと呼ばれている。なぜそんな現象が起きるのか?

 先月31日だけで約6万人の新規感染者を記録し、3回目の全国的なロックダウンを宣言したフランス。昨年12月27日からファイザー製ワクチンを打ち始めたが、ワクチンへの不信感が強い同国では接種は遅れていた。ところが、3月19日にパリを含む一部地域に外出制限が出されるとわかるとワクチン接種者が急増、3月20日には約64・5万人が接種。それまでの1日接種者数の最高だった3月17日の37・5万人をあっさり抜いた。

 新規感染者はその4日後の3月24日に第3波最大の6・4万人を記録し、以降高止まりとなっている。

 ハンガリーでは2月27日の1日の新規接種者数が前日の4・6万人から12万人に増加した。その後も接種者数は増え続けているが、新規感染者数は2月27日の4948人が3月6日に7269人、3月26日には1万1265人と増えている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意