揺れだしてから警告音 “直下型”では「緊急地震速報」役立たず
「22日の昼ごろに、非常に幅の広い放射状の雲3本が、茨城県の方向に向かって伸びていたんです。24日夕には夕焼け、25日朝には朝焼けがすごかった。25~26日中にも地震が起こると思っていました。今月13日に宮城県沖で起きた地震(震度5強)でも、2~3日前に同じような“地震雲”を確認しています」(上出孝之氏)
箱根山などが不気味な動きを続ける日本列島では、まだまだ注意が必要なようだ。
「現在は、3・11の震源地となった東北沖の北側と南側に、それぞれストレスがたまってきている状態です。いつ大きな地震が起こってもおかしくありません。北側では青森から北海道にかけて、南側では関東地方の広範囲で注意が必要です」(琉球大名誉教授・木村政昭氏=地震学)
備えるに越したことはない。