避けられない首都直下地震 “巨大活断層”連動で危ない街は

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 東洋大教授の渡辺満久氏(変動地形学)は、群馬県高崎市から千葉県市川市に抜ける120キロの巨大活断層の存在を指摘している。

 高崎市から埼玉県熊谷市にかけ約69キロの「深谷断層」と、埼玉県鴻巣市からさいたま市まで約38キロの「綾瀬川断層」が接している可能性が高く、さらにそこから市川市行徳までつながっているというのだ。

 地震調査委は「深谷断層」でM7・9クラスの発生確率を「30年以内、0・1%」としているが、「綾瀬川断層」と連動した場合はM8クラスを想定している。現実になれば大宮などのターミナル駅や、ベッドタウンの市川や草加もひとたまりもない。

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