首都圏直下に影響は? 三陸沖でM5以上地震が頻発の不気味
「慶長三陸沖地震は、三陸沖、十勝沖、根室沖の連動地震でした。3.11の未破壊領域と重なり、大きな地震を引き起こす可能性があります。一方、関東地域にも、まだ来ていない地震があります。818年の群馬県赤城山南麓を震源とするM8クラスの大地震です」
赤城山南麓の地震は1200年サイクルで来るといわれている。こちらも、今が危ない時期だ。
「群馬県は、地理的には地震の頻発している茨城県南部地震の震源地に近い。茨城では、3.11の未破壊領域の茨城沖の地震と、M8地震につながる茨城南部の地震が、同時に増加している。茨城近辺では、海と陸どちらの大規模地震が、いつ起きてもおかしくない。当然、東京をはじめ首都圏は大きく揺れますし、首都直下の震源域に影響を与えることは考えられます」
9月1日は防災の日。せめて非常用品を確認しておきたい。