山縣有朋 国の危機に乗じて栄達はかる露骨な猟官運動
山縣有朋は、幕末から明治初期に活躍した軍人で、内閣総理大臣も務めました。日本陸軍の基礎を築いたことから、「国軍の父」とも称されますが、実はかなりの曲者でした。ひらめきも独創性もないのに出世。山縣の処世術がその後の、日本陸軍の暴走を招いたとも。
山縣は長州藩の卒族(足軽以…
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