豊臣家を守り切れなかった加藤清正という“荒武者”

加藤清正には、朝鮮出兵での虎退治伝説など、荒武者のイメージがついてまわります。福島正則らとともに、石田三成の命を狙うなど、感情で動く面もありました。しかし晩年の彼には、思慮深い逸話も残されています。
清正は、今日も「清正公」と呼ばれて敬慕されています。永禄5(1562)…
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