残間里江子さん<1>「一生働ける仕事に就くこと」を夢見た
子供のころに思い描いた将来は「一生働ける仕事に就くこと」だった。仕事に恵まれない父親の背中を見ながら、貧しい環境で育った残間さんにとって、それは教訓めいた現実的な夢だった。
「小学校のころは、その日に食べるお米にも困るほど極貧でした。夜中にトイレで起きたとき、米びつにして…
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