マンガが美術品になるには仕組みづくりと「鑑識眼」が必要
前回、マンガが美術品になる可能性について書いたが、今回はそれを阻むものについて書きたい。まずは真贋を保証する仕組みがないことだ。
高額な美術品には、公式な鑑定機関があることが多い。近代の日本画や洋画の巨匠クラスは、東京美術倶楽部がそれを担っている。最近では草間彌生が高騰…
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