自家製の「切り干し大根」はほのかにお日さまの味がする
二日酔いの朝。大根おろしほど、胃の腑にやさしくしみて生き返るような思いをさせてくれるものはない。
勤めていた出版社を27歳で辞め、劇画(今では死語だが)の原作者などをしていた頃、私は毎晩のように新宿で飲んだくれ、朝はたいてい二日酔いだった。
気分が悪いのを我慢し…
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