ウイスキーソーダを「ハイボール」と呼ぶワケは? サントリーに聞いてみた

公開日: 更新日:

 10月8日は「角ハイボールの日」。1937年のこの日に「サントリー角瓶」が発売されたことにちなむ。

♪ウイスキーがお好きでしょ~でおなじみの角ハイボールだが、ウイスキーのソーダ割りをなぜ「ハイボール」と呼ぶのか?

「諸説ありますが、一番有名なのは、スコットランドのゴルフ場で当時珍しかったウイスキーソーダ割りを試しているところへ、高々と打ち上げられたボールが飛び込んできて、『これがハイボールだ!』と言ったという説。また、19世紀のアメリカの鉄道は、高い鉄塔に気球を吊し、それを信号係が上に高く掲げるとGoのしるしになったという説。セントルイスの信号係にウイスキーのソーダ割りが好きな人物がいて、飲むたびに〈ハイ・ボール〉と言ったところから、この名がついたという説。その他、ソーダから上昇する泡をボールに見立ててハイボールと呼んだという説もあります」(サントリー広報担当者)

 もちろん、ハイボールブームの火付け役はサントリー。2008年ごろから角瓶をソーダで割った「角ハイボール」という飲み方で認知を高め、ウイスキー市場全体の活性化を狙ったマーケティング戦略を行ったのだ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…