ウイスキーソーダを「ハイボール」と呼ぶワケは? サントリーに聞いてみた
10月8日は「角ハイボールの日」。1937年のこの日に「サントリー角瓶」が発売されたことにちなむ。
♪ウイスキーがお好きでしょ~でおなじみの角ハイボールだが、ウイスキーのソーダ割りをなぜ「ハイボール」と呼ぶのか?
「諸説ありますが、一番有名なのは、スコットランドのゴルフ場で当時珍しかったウイスキーソーダ割りを試しているところへ、高々と打ち上げられたボールが飛び込んできて、『これがハイボールだ!』と言ったという説。また、19世紀のアメリカの鉄道は、高い鉄塔に気球を吊し、それを信号係が上に高く掲げるとGoのしるしになったという説。セントルイスの信号係にウイスキーのソーダ割りが好きな人物がいて、飲むたびに〈ハイ・ボール〉と言ったところから、この名がついたという説。その他、ソーダから上昇する泡をボールに見立ててハイボールと呼んだという説もあります」(サントリー広報担当者)
もちろん、ハイボールブームの火付け役はサントリー。2008年ごろから角瓶をソーダで割った「角ハイボール」という飲み方で認知を高め、ウイスキー市場全体の活性化を狙ったマーケティング戦略を行ったのだ。