開成と麻布が約30万円もの入学金をタイトな日程で納付させる切実な理由
「今は塾の通常の授業に加え、夏期講習や直前対策講座など、ものすごく費用がかかるようになっている。飛び抜けた神童ならともかく、こうした準備をしっかりやって、やっと受かるというのが実情なのです」
開成や麻布はもちろん、国立の筑駒も裕福な家庭に育った生徒が大半を占める。「受験の沙汰もカネ次第」という悲しい現実がそこにはある。
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