1978年6月16日にタイトーから発売「インベーダーブーム」で全国的に不足したものは?
6月16日は「スペースインベーダーの日」。
1978年にタイトーから発売されて以来、全国で爆発的なブームになったことは中年世代には懐かしい。インベーダーゲームだけのインベーダーハウスなるものも登場し、100円玉を握りしめてゲームセンターや喫茶店に通い詰めた方も多いのでは?
このブームにより100円玉が不足し、日本銀行が流通量を増やしたって話は本当なのか。
「当時は、24時間どこででもゲームができる環境にあり、お金の回収にライトバンで店舗を回りましたが、トランクに入れた硬貨の重みでタイヤが沈み込んだり、自動車が大きく後ろに傾いたことがあったと伺ったことがあります」(タイトー担当者)
翌年5月の日本経済新聞に「インベーダーゲーム 日銀が迎撃作戦 百円玉なくなる」という記事が掲載されたほど。日銀が普段の3倍(66億円弱)の100円硬貨を流通させたというのだ。
懐かしいところでは、裏ワザの「名古屋撃ち」というものも。一説によると、「発祥が名古屋」とか、あと一段侵略されたら〈終わり〉であることと、〈尾張=名古屋〉がかかっているとか。