男性は生活保護の再開を拒絶、「金ならある」に潜んだ悲しき思い
【第1章】死んだ男の遺したものは(3)

生活保護を打ち切られてからの河辺孝さん(仮名、享年76)は水道も電気も料金を支払わなくなった。ガスだけあれば生活できると考えたようだ。
「トイレは近くの公園にあるものを使ってたみたいなんだよな。公園には水道もあるから、水はポリバケツにためて持って帰っていた。それを沸かして…
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