世界記録更新か? 米国で128キロのアリゲーターガーが釣り上げられる
近年、日本各地で捕獲が報告されている大型外来魚のアリゲーターガー。
その名の通り、ワニのような偏平で長く伸びた口が印象的な肉食の淡水魚だが、米国で世界最重量とみられるアリゲーターガーが釣り上げられ、話題になっている。
9月2日、米テキサス州のサムレーバーン湖で128.37キロ、体長254センチの巨大ガーを釣ったのは、釣り人でケンタッキー州在住のアート・ウェストンさんと、釣りガイドのカーク・カークランド船長だ。
カーク船長が操船するボートで、ノーマルサイズのガーを2匹釣った後、置き竿に強烈な当たりが。リールが悲鳴を上げるような音を立ててラインが出ていき、超大物がかかったことはすぐに分かったという。
カーク船長がラインを緩めないように操船する中、激闘すること2時間45分。ついにこのモンスターをボートに横づけし、ロープで固定することに成功!
さらに20分後、見事、なだらかな岸辺にランディングさせた。
国際ゲームフィッシュ協会(IGFA)によると、まだ最終判定は出ていないが、アリゲーターガーの世界最重量記録を更新するのは確実だという。更新されれば、1951年以来、実に72年ぶり。
アートさんはすべての計量を終えた後、この湖の主をリリースしたそうだ。