短大生が編纂「オタク用語辞典」が大人気! ゼミ活動の自主制作本が書籍化→重版へ

公開日: 更新日:

 推し、草、ギャップ萌え──。こんな「オタク用語」ばかりを集めた日本初の辞典が昨年11月、大手出版社の三省堂から出版され、重版になるなど好評だ。

 著者は名古屋短大現代教養学科の女子学生ら12人。ゼミ活動の一環で自主制作し、大学祭で販売したところSNSで話題になり、編集者の目に留まった。

■約1600語を網羅

 出版されたのは「オタク用語辞典 大限界」(288ページ、1540円)。国語辞典の名著「大言海」をもじり、学生が名付けた。自分たちが使ったり、周囲で使われたりしている約1600語を「K-POP」「ゲーム」など14項目に分類し、意味や用例を記している。

 指導したのは小出祥子准教授(41)。学生が使うオタク用語に興味を持ち、ゼミ生に辞典編纂を持ち掛けた。「時代の流れで言葉は消えたり変化したりするので、記録する必要があると思った」と経緯を説明した。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…