「角島大橋」が映画・CMのロケ地になる魅力は何? 八千代エンジニヤリングに聞いた

公開日: 更新日:

 これにより、海の透明度を保つため環境への影響も最小限にとどめることもできたという。

 また、橋の高さを波がかぶらないぎりぎりにするため、何度も波を観測して設計を行っている。ところが、角島に向かう途中にある鳩島を越えた部分に大型船舶が通るためアップダウンする箇所があり、工事中にこの場所に2倍以上の高さの波が襲っていることが判明してしまった。

「橋脚に波がぶつかることで異常な高さの波の発生源になっていることから、周辺に消波ブロックを置くことで解消を図りました」(担当者)

 地元住民の悲願であった架橋はやりがいのある仕事だったと当時の担当者は振り返る。

 東名高速の整備をはじめ、世界約150カ国へ社会インフラを提供する八千代エンジニヤリングは、日本が誇る技術者集団だ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    フジテレビ「第三者委員会報告」に中居正広氏は戦々恐々か…相手女性との“同意の有無”は?

  3. 3

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  4. 4

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 5

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  1. 6

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 7

    冬ドラマを彩った女優たち…広瀬すず「別格の美しさ」、吉岡里帆「ほほ笑みの女優」、小芝風花「ジャポニズム女優」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」