(11)台東区役所で乗せ途中下車3度、料金は3万円近く…「不思議で変なお客」が忘れられない
「今度のお客は、アブナイ客じゃなきゃいいな」
タクシードライバーをはじめたころは、手を上げるお客を見つけるたびに「お金になる」という喜びと同時に、そんな不安を覚えていた。私はいたって柔和な人間だ。いや、気が小さいというのが正しいかもしれない。ひと癖もふた癖もありそうなお客…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,252文字/全文1,392文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】