問題が解決しても「あ~よかった」で終わらせず、相談相手に結果の報告しお礼を伝える
指示・報告・連絡・相談編(9)
前回は、「相談をする際の3つのポイント」をお伝えしました。
相談はヒントやアドバイスをいただき、そのアドバイスを生かして問題を解決するために行うものです。
そのためには、ポイント①「相談内容を整理しておく」でお伝えしたように、何についての相談なのか、相談の目的を明確に伝えられるように整理しておくことが重要です。話があちこちに飛んだり、何が言いたいのかわからないような相談では、相手も適切なアドバイスをすることができません。状況をより正確に伝えるためには、必要な資料があれば事前に準備しておくのもいいでしょう。
しかし、問題の大きさによっては、焦って気持ちに余裕がなくなり、何をどう相談したらよいのかさえわからない状態に陥ることがあるかもしれません。
そんなときに有効な、相談する内容の整理の仕方を見ていきましょう。
内容を整理する3つの視点
①現状の把握
今、何が起こっているのか、実際に何に困っているのかを箇条書きにしてみる。あわせて、目指していることに対して、どのような障害や問題が起きているのかを整理しましょう。