旧統一教会の悪あがきどこまで…手当たり次第にアンケート配布し「宗教弾圧」演出 現物入手!

公開日: 更新日:

 解散圧力は強まる一方だが、旧統一教会は今もって悪あがき。アンケートを含む「お願いセット」をこしらえ、「伝統宗教の本部から末端の寺社や教会まで、手当たり次第に送り付けている可能性もある」(事情通)という。得意の人海戦術だ。

 セットのメインと言える田中会長の手紙は、相変わらず被害者意識全開で、一方的にこう書き立てている。

安倍首相殺害事件の後、当法人は批判的報道や歪められた報道による激しい攻撃にさらされました〉

〈偏った報道ばかりで、私たちの主張や実際の姿が全く伝えられてなかったことは、大変残念なことでありました〉

 結びはこうだ。

〈是非とも同封の資料をご覧いただければ幸いであります。そして、皆様のご質問やご意見、貴重なご助言を賜ることができれば、大変、光栄でございます〉

■「審理で押し返す材料に事欠いている裏返し」

〈同封の資料〉とは、機関紙「世界日報」の記事や関連冊子のこと。宗教法人の解散要件をめぐる政府見解がひっくり返されたとか、解散命令請求が国際問題化しているとか、教団目線の「不当性」がびっちり書かれている。それらを踏まえて「アンケートに答えて」というのだから、明らかな誘導だ。質問事項は「解散命令についてどう思われますか?」「マスコミ報道についてどう評価しますか?」など5項目。回答は原則、「解散命令は不当」などの選択式だ。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース