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田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

紀子さま“研究と育児”の両立と悠仁さま進学問題の密接な関係

公開日: 更新日:

受験は母親が子どもにエネルギーをどれだけ注げるかが大きい。悠仁さまも例外ではない」と話すのは学習塾幹部。難関校合格のカギは母親が握っていると言っても過言ではないという。

「もちろん、そうでない家庭もありますが、人気の幼稚園、小学校、中高一貫校に余裕をもって合格する生徒は母親が教育熱心な場合が多い。それが偏差値の高い大学につながっていく。これまでの流れを見る限り、秋篠宮家もそうしたケースのひとつだと思う」

 9月17日、紀子さまは東京・元赤坂で開かれた「特別研究員-RPD研究交流会」に出席した。RPD制度は出産・育児で仕事を中断した若手研究者が対象。日本学術振興会(JSPS)が奨励金を支給して現場復帰をあと押しする。

 同会の名誉特別研究員を務める紀子さまは交流会にほぼ毎年、顔を出している。

「ご自身も制度を使い、悠仁さまを出産したあと、研究活動を再開した経緯があり、同じ境遇の若手を励ましたいとの思いなのでしょう」(同会関係者)

 紀子さまのJSPS名誉特別研究員就任と、悠仁さまの進学には密接な関係がある。紀子さまは学習院大卒業後、同大学院に進み社会心理学を専攻。JSPS名誉特別研究員として研究を再開するにあたって、受け入れたのはお茶の水女子大だった。2009年のことである。

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