「これをはいて!」英ロンドンの地下鉄で目の不自由な男性の靴が…乗客のとっさの行動に賞賛集まる

公開日: 更新日:

 ネット掲示板「レディット」に投稿された、英ロンドンの地下鉄で起きた心温まる出来事に喝采が寄せられている。

 11月18日、キングス・クロス駅の地下鉄サークル線のホームで、目が不自由な男性Aさんが電車に乗り込もうとした時のこと。ロンドン交通局(TfL)の職員が介助していたが、Aさんはつまずいてしまった。投稿者ら数人がすぐにAさんを手助けし、空席に座らせたのだが……靴が片方脱げてなくなっていることに気づいた。

 つまずいた拍子に、靴が電車とホームの隙間に落ちてしまったのだ。すぐに運転手に知らせようとしたが、うまく伝わらなかったようで、電車はそのまま発車。Aさんは少しパニックになった。

 その時、1人の乗客の男性(写真)が何の躊躇もなく自分の靴を脱ぎ、「これをはいてください」とAさんに渡した。男性は一切の謝礼を受け取らず、名乗ることもしなかったという。

 その日は非常に寒く、男性はリバプール・ストリート駅で下車して新しい靴を買いに行ったという。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情