米バージニア州で起きた優しい奇跡…42年前のランチボックスには懐かしい母の字が

公開日: 更新日:

 米バージニア州ロアノークのフェアビュー小学校で先日、配管工が作業中に、配管スペースで1980年代のものとみられるランチボックスを発見した。

 発見されたのは、アメコミの主人公でオレンジ色の猫「ヒースクリフ」が描かれたランチボックスや、「40年以上たっているのに、まだココアの香りが残っている」魔法瓶など。

 ボックスの内側には「トレーシー・ドレイン」という持ち主の名前、「30号室 カリー先生」という担任教師やクラスの情報が記された手書きのタグが張られていた。

 同小を管轄するロアノーク公立学校区は、ランチボックスを持ち主に返したいと考え、フェイスブックに写真を投稿し、情報提供を呼びかけたところ……すぐにトレーシーさんと連絡がつき、12月10日にランチボックスが本人に返還された。

 トレーシーさんによると、1982年、小学4年生の時になくしたものだという。42年ぶりにランチボックスと再会したトレーシーさんは地元テレビにこう語った。

「驚きです。実を言うとなくしたのを覚えていないのですが、母の字が残っているのがうれしいですね。これは大切にします」

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    【独自】著者グループは架空? ベストセラー「反ワク本」に捏造疑惑浮上…製薬会社が調査結果公表へ

  2. 2

    悠仁さまのお立場を危うくしかねない“筑波のプーチン”の存在…14年間も国立大トップに君臨

  3. 3

    「賑わいが戻るまで10年はかかる」北陸随一の温泉街・和倉温泉が抱えるもどかしさ…夜の街も悲鳴

  4. 4

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  5. 5

    大学准教授がすすめる「年賀状のしまい方」出す方も受け取る方も“負担のない”ポイントは?

  1. 6

    佳子さまは「皇室を出たい」が本音? 秋篠宮さまは女性皇族問題めぐり宮内庁に異例の「苦言」

  2. 7

    斎藤元彦知事は“無双”から絶体絶命に…公選法違反疑惑で刑事告発した上脇教授と郷原弁護士に聞いた

  3. 8

    安倍昭恵氏が石破外交“切り札”に? 米トランプ次期大統領との会談模索に「私人」を担ぎ出す情けなさ

  4. 9

    マイナ保険証持たない人への「資格確認書」交付は大混乱必至…いっそ“W持ちOK”でいいんじゃないの?

  5. 10

    「反ワク本」はデタラメだ! 標的にされた製薬会社Meiji Seikaファルマが調査結果を公表

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  2. 2

    【独自】著者グループは架空? ベストセラー「反ワク本」に捏造疑惑浮上…製薬会社が調査結果公表へ

  3. 3

    佐々木朗希「争奪戦」から降りた球団の言い分とは? たった10億円超で手に入る金の卵なのに

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  5. 5

    ソフトバンクOB指摘 甲斐拓也の巨人移籍が「結果的にプラスになる」理由…《戦力激減で大打撃、という見方は違う》

  1. 6

    星野源“ガセ不倫”騒動の裏側、狙い撃ちされたワケ…新垣結衣がラジオ番組に電話出演して否定

  2. 7

    マクドナルド中学生殺傷事件「防犯カメラの映像」を公開できないのはなぜ? 元刑事が解説

  3. 8

    上沢直之がソフトバンクを選んだ納得の理由 「4年8億円」に対し日本ハムは単年提示だった?

  4. 9

    メジャーで人気沸騰も菅野智之に致命的“欠点”… 巨人関係者が不安視する「野手をウンザリさせてきた悪癖」

  5. 10

    自民・稲田朋美氏「安倍派5人衆」をヤリ玉に痛烈批判!裏金政倫審で意趣返し、“犬猿の仲”に矛先