ジェンダーレス時代でも男性が多く支払うべき? 婚活に失敗する割り勘の切り出し方

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「真面目に婚活している女性は、よく知りもしない男性からオゴってもらって“借り”をつくりたくないと考えるもの。とはいえ、ちょっとぐらいは“男気”も見せてほしい。男性が少し多めに支払う割り勘が、無難だと思います」(前出の女性誌編集者)

 もっともどう切り出すか。なかなかの難問だ。婚活歴5年というゼネコン勤務の34歳女性は「だんだん〈この男性は結婚できるだろう〉と見抜けるようになってきましたね」と苦笑いしながら、こう話す。

「女性がお手洗いに行っている間に会計を済ませておいて、〈2000円もらえるかな?〉とさらりと言える男性には、素直に感謝できる。そこで〈2000円でいいよ〉はカチンと来る。違いが分からない男性は、婚活で苦労するはずです」

 違い、お分かりになるだろうか。男女問題にも詳しいライターの日々晴雨氏の解説はこうだ。

「〈~でいいよ〉は上から目線の物言いで、〈俺の方が多く払ってあげるから〉という恩着せがましさを感じる。それは、例えば〈皿洗いは俺がしてあげる〉なんてセリフにも通じるものがあります。別に〈皿洗いは俺がする〉でいいじゃないですか。夫の〈~してあげる〉という上から目線にイライラしている妻は、非常に多い。〈~でいいよ〉も根っこは同じ。結婚後に苦労させられる男性としか思えません」

 言い方は大事。

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