職場のデスクに人間の頭部が! 米国の解剖用献体協会で起きた嫌がらせ事件

公開日: 更新日:

 職場のデスクの横に切断された人間の頭部が3つ置かれていた! スプラッターホラーのワンシーンのようだが、現実に米国で起きた事件だ。

 普通の人なら失神してしまいそうな嫌がらせを受けたのは、イリノイ州の非営利団体「解剖用献体協会(AGA)」で遺体搬送コーディネーターとして勤務しているデール・ウィートリーさん(37)。

 先日、職場のデスクの横の青いプラスチックの収納ボックスの上に切断された人間の頭部3つが置かれているのを発見し、警察に通報した。

 置かれていたのは、解剖に使用された遺体の頭部だった。通常は解剖実習や研究に使用された後、遺体は指定の場所に保管されるのだが……。

 上司が通りかかったので、なぜ、自分の席に人間の頭部が置かれているのか聞いたところ、「分からないな、デール。奇妙なことがたくさん起きてるみたいだがな」と答えたという。

 デールさんは先月、上司に献体された遺体の防腐処理や保管が不適切で、その結果、腐敗やカビが発生していると苦情を上申した。デールさんは、今回の事件はそれに対する嫌がらせではないかと疑っており、裁判を起こすと同時に、同団体のずさんな遺体管理を告発している。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース