ワンダーテーブル 秋元巳智雄社長(1)3カ月先まで予約で埋まる 米老舗・高級ステーキ店を誘致
秋元はプロントの創業期にアルバイトで飛び込み、現場で実力を発揮した。
「35年前でしたので、最初の時給は650円でした。それが1年で1050円になった。職位もアルバイトで初めてマネジャーに昇格し、時間帯責任者をすると1500円の時給になりました。FCオーナーの研修や店員のトレーニングも任された。近隣のお店の方やお客さまからプレゼントをもらったりして、人と接するサービス業が、こんなにも楽しいものかと思った。『この仕事は私の天職だ。飲食業で生きて行こう』と、19歳の時に決めました」(つづく)
(外食ジャーナリスト・中村芳平)