トラストバンク 川村憲一社長(4)社長就任後、売り上げは150%アップ
改革を進めた結果、社長就任後、売り上げは150%アップした。ただ、それでも道はまだ半ばだという。
「人はそう簡単には変われません。でも、期待通りにならなくても、相手が変わる可能性を信じることが大切なんだと思っています」
今後は、「トラストバンクは地域の可能性を共創する会社」だという認識を広めたいという。
「うちはふるさとチョイスからスタートしたため、ふるさと納税の会社というイメージが強いのですが、もともと地域の課題を解決し、地域の未来をつくる地域創生を目指す会社です。ふるさとチョイス以外にも、自治体向けチャットツールといった行政DX事業などに力を入れています。でも、会社自体の認知度がまだ低い。その認知度を上げることが、今後成長するための大きな課題だと思っています」
(経済ジャーナリスト・松崎隆司)