【東京佐川急便事件】異聞(96)冒頭陳述から金丸らの名を消しても無意味だった
検察上層部は特捜部に冒頭陳述から金丸信=石井進による竹下ほめ殺し封じについて詳細な記述を削除するよう厳命した。しかし、それはほとんど意味がなかった。
というのは、捜査段階で金丸が右翼封じを渡辺経由で石井に頼んだ事実を詳細に供述していた渡辺は、公判では「自らや石井らの利益…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,247文字/全文1,387文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】