安倍派「5人衆」に任意聴取要請… パー券を必死に売った議員と派閥の“黒いウィンウィン”関係
還流トップ3は…
安倍派は99人の大所帯だが、半数超が政権復帰した2012年以降の選挙で初当選した“若手”。自前でパーティーをじゃんじゃん開く器量はない。5000万円前後のキックバックを受けた還流トップ3も単独パーティー開催は控えめ。
22年度分の収支報告書によると、世襲3代目の大野泰正参院議員(岐阜選挙区)は3回開いているが、文教族の池田佳隆衆院議員(比例東海)、記者に「頭悪い」と暴言を吐いた谷川弥一衆院議員(長崎3区)は1回ずつだ。
「派閥のパー券を大量にさばいた議員側は確実に裏金をつくれる。派閥側にしても、都内ホテルの収容規模2000人ほどの大宴会場をすし詰め状態にできれば、集客力・集金力を他派閥に見せつけられる。安倍派はそうしたウィンウィン関係を互いにうまく利用してきた」(自民党関係者)
虚構の権威を誇ってきた安倍派はいよいよジ・エンドだ。