著者のコラム一覧
小沢コージ自動車ジャーナリスト

雑誌、web、ラジオ、テレビなどで活躍中の自動車ジャーナリスト。『NAVI』編集部で鍛え、『SPA!』で育ち、現在『ベストカー』『webCG』『日経電子版』『週刊プレイボーイ』『CAR SENSOR EDGE』『MONOMAX』『carview』など連載多数。TBSラジオ『週刊自動車批評 小沢コージのカーグルメ』パーソナリティー。著書に『クルマ界のすごい12人』(新潮新書)、『車の運転が怖い人のためのドライブ上達読本』(宝島社)、『つながる心 ひとりじゃない、チームだから戦えた 27人のトビウオジャパン』(集英社)など。愛車はBMWミニとホンダN-BOXと、一時ロールスロイス。趣味はサッカーとスキーとテニス。横浜市出身。

ミニよオマエもか!新世代クーパー&カントリーマンがキュートにデジタルアイコン化&半分EV化

公開日: 更新日:

エンジン付きミニが選べるのはこの世代が最後?

 詳しくは試乗でまた報告したいが、新型ミニ クーパーは1.5ℓターボのクーパーC、2ℓターボのクーパーS、184psバッテリーEVのクーパーE、218psのクーパーSEと、4つのバリエーション。

 新型ミニ カントリーマンは同じく1.5ℓターボのカントリーマンC、2ℓディーゼルターボのカントリーマンD、2ℓターボのカントリーマンS ALL4、同じく2ℓターボで316psのカントリーマンJCWと、これまたEVで203psのカントリーマンE、305psのカントリーマンSEの6つのバリエーション。ハッキリ言って選ぶだけで悩ましいが、要は半分ぐらいバッテリーEVグレードが選べるようになったのだ。

 なぜなら現在BMWミニは、2030年代前半には全車をバッテリーEV化する計画で、2025年以降は純エンジン車を新作しないといわれている。今後の成り行きは不確定だが、要するにエンジン付きミニが選べるのはこの世代が最後になるかもしれない。

 同時に注目は、見た目のデジタルアイコン化だ。サイズはクーパーのエンジン車が旧型より1cm長くなり、幅も2cm広がったが、骨格の違うクーパーのEVは全長が旧型より逆に5mm短くなり、幅は3cm広がった。長さはほぼ変わらずでワイドになったのだ。

 ミニらしいフォルムを保ちつつ、特長ある丸目ライトのLEDリングや新世代の8角形グリルを強調。リアコンビランプは完璧に英国ユニオンジャックを模したもので、遠目からみるとホントにアイコンっぽい。どこかのマンガにそのままキャラクターとして登場してもおかしくないデジタルな可愛らしさがあるのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • トピックスのアクセスランキング

  1. 1

    ふざけるな、石破政権もサラリーマン増税かよ!潰れたはずの「退職金課税」政府税調で再浮上

  2. 2

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  3. 3

    斎藤元彦知事「百条委」の欠席理由「全国知事会」はそんなに重要? 自身の過去出席率は4割弱

  4. 4

    三井住友建設×東急建設 円安が業績を直撃しかねない準大手ゼネコン2社を比較

  5. 5

    自民裏金議員12人が“ドサクサ復権”の仰天! 党役職抜擢の全員が政倫審での弁明は拒否した面々

  1. 6

    裏金自民「企業・団体献金の禁止」そっちのけで「個人献金の税制優遇」だあ?カネ集めのためなら“斬新策”次々

  2. 7

    物議醸す石破首相の「座ったまま握手」は外務省の大失態! 外交デビューにミソ、元国際情報局長バッサリ

  3. 8

    1ドル=160円台の“悪夢”再来か…植田日銀「利上げは情勢次第」発言でズルズル円安に

  4. 9

    吉村洋文府知事しつこく大阪都構想「3度目の挑戦」示唆…2度「NO」なのに執着するワケ

  5. 10

    自民「政策活動費」廃止は“やってる感”のエセ政治改革 裏金の“入り口”「企業・団体献金」には手をつけず

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議