注目を集めるベトナム投資 株価指数は10年で約2倍に…個人で投資するならどんな方法が?

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 個人でベトナムに投資を考える場合、どんな方法があるか。SBI証券では現地の証券取引所に上場する個別株へも投資可能だが、ハードルが高い面もある。やはりETF(上場投資信託)や投資信託を利用するのが無難だろう。コストが安いのはETFだが、国内にはベトナムに投資できるETFがないため、海外ETFとなる。ネット証券などで投資可能だが、商品数は限られる上に過去10年の運用実績を見ると上昇していないものが多い。

 投資信託はどうか。投信協会の投信検索ライブラリーでチェックすると、3年以上の運用実績のあるベトナム関連の投資信託は12本ある。そのうち、過去3年騰落率のトップは東京海上・ベトナム株式F(年1回決算型)で69.22%。2位も同ファンドの年4回決算型で69.05%だ。3位はT&Dベトナム株式ファンドで68.52%となっている。信託報酬は年1.5%前後で高めに設定されている点には注意が必要だが、少額で投資してみてもいいかもしれない。

(ジャーナリスト・向山勇)

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