米バイデン大統領が主張「日本経済が低調なのは“外国人嫌い”だから」のお門違い
全米各地の大学で、パレスチナ自治区ガザ地区への連帯を示す抗議行動が起きている。
中心的存在のコロンビア大学をはじめ、今月2日にメキシコのメキシコ国立自治大学でデモが行われた。3日にはフランスの名門大学、パリ政治学院ではイスラエルによる軍事行動に抗議した学生らを警察が排除。同学院はこの日閉鎖され、キャンパス内は厳重な警備が敷かれた。
イスラエル軍のラファ進軍となれば、学生たちの抗議運動が一段と拡散する可能性がある。
一方、日本の大学生は国際情勢に無関心のようで抗議運動を起こしていない。半世紀前にはやった「三無主義」の若者が親となり、その子供の子供が大学生となったのだから何も起きないのも自然か。死語になったような「三無主義」は無気力・無関心・無責任をさした言葉だ。
バイデン米大統領は1日に行われた資金調達イベントで、同盟国・日本とインドを競争相手の中国とロシアと並べて、日本経済が低調なのは「外国人嫌い」で移民を拒否しているからだと主張した。