新NISAの選択肢が拡大「米国債」が新成長投資枠の対象に

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「iFreeWallet 米ドル」は、米ドルMMF(投信の一種)に似た商品。米ドルMMFは手軽に外貨運用が可能な商品で、利回りは現在4.5%程度。格付けの高い債券で運用されるため、元本割れのリスクが低い。米ドル預金の代わりに利用されるケースも多い。ただし、新NISAの対象ではないため、利益の20%に課税される。

「iFreeWallet 米ドル」は、新NISAの成長投資枠の対象となっているため、非課税で運用が可能。また、米ドルMMFと同様に元本割れのリスクは低い。さらに、米ドルMMFは運用コストとして年0.7%程度の管理報酬が必要だが、「iFreeWallet 米ドル」は年約0.2%に抑えられているのもメリットといえる。

 いずれの商品も運用が始まったばかりであるため、実績は判断しにくいが、新NISAに新たな選択肢が生まれたことは間違いないだろう。

(ジャーナリスト・向山勇)

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