第四北越FG×四国銀行 中小・零細企業を支援する地方銀行を比較
新型コロナの感染者数が増加傾向にあるようです。2020年以降のコロナ禍は中小・零細企業の経営を直撃。いわゆる「ゼロゼロ融資」(実質無利子・無担保)が実施され、危機を乗り切った会社は少なくありません。
こうした中小を主に支えてきたのが地方銀行でした。ただ、この数年は地銀に再編の嵐が吹き荒れています。近ごろは金利上昇など地銀を取り巻く環境も激変しつつあります。
今回は「第四北越フィナンシャルグループ」と「四国銀行」の社員待遇を比較してみます。
第四北越FGは、1873(明治6)年に創立された「第四国立銀行」(1917年に第四銀行)と、1878(明治11)年創業の「第六十九国立銀行」(1948年に北越銀行)が一緒になって誕生。2018年に第四北越FGとしてスタートし、21年に両銀行が合併して「第四北越銀行」となりました。農業や製造業との連携が強く、地域経済の発展に貢献しています。
四国銀行は、高知県を中心に四国全県での展開です。1878(明治11)年に「第三十七国立銀行」(1923年に四国銀行)として創業。四国内の店舗数は高知県63、徳島県23、香川県7、愛媛県6となっています。観光業や農水産業の振興に注力し、地域経済の発展を支援しています。