UUUM創業者が明かす“名前のない仕事”の極意…疾風怒濤の20年間を綴った初の著書を上梓
HIKAKIN、はじめしゃちょーら人気ユーチューバーが数多く所属するマネジメント会社「UUUM」の創業者である実業家の鎌田和樹氏(40)が、自身のこれまでの足跡を振り返る著書「名前のない仕事」(ダイヤモンド社)を27日に上梓。19歳で光通信に入社後から、HIKAKINとの出会い、UUUMの設立、上場、そしてUUUMを去るまでの疾風怒涛の日々がつづられている。
「この20年をまとめておきたかった」という鎌田氏。大学を中退して19歳で入社した光通信ではまさに軍隊式の研修(英才教育)を経て総務部門に配属。当初、パソコンの電源の入れ方もわからなかったというが、全社員1万人の社宅やオフィス、消耗品、通信費の管理など会社のあらゆる裏方をわずか数人で担う、総務という名の雑務を経験することでバリバリのゼネラリストとして成長。この“名前のない仕事”を極めた経験が後に生きたという。
そして「そもそもはHIKAKINのサポートからスタートした」というUUUMは原宿のワンルームマンションから起業し、わずか4年で上場を果たすことになる。
「この20年で大切にしてきたのは人との縁」という鎌田氏。人生のターニングポイントについては、HIKAKINと、ガンホーの創業者でソフトバンクの孫正義氏の実弟である孫泰蔵氏との出会いをあげる。