小泉進次郎は裏金議員を「再処分」か? 安倍派は戦々恐々…総裁選出馬表明「1週間延期」の思惑
■強行突破するのか?
「『刷新感』を重視する進次郎さんは、ライバル候補を上回る裏金議員への“処分案”を出さなければ格好がつかない。世論を見ながら、時間をかけて案を検討するため、表明を1週間延期したのではないか。進次郎さんのバックには、裏金づくりに手を染めた安倍派の“親玉”、森元首相の影がチラついています。裏金議員に甘い態度を示せば、『森さんに忖度した』と批判を招き、党員票を減らしかねない。相当、厳しい案を打ち出さざるを得ないのではないか、とみられています」(政界関係者)
どんな案を示す気なのか。
「自民の調査で、収支報告書への不記載や誤記があったのは85人。うち39人が処分されました。全員を非公認にしたら、さすがに次期衆院選で大幅議席減は免れないので、安倍派の幹部をはじめ象徴的な議員を非公認にする案を出すつもりかも知れません」(同前)
安倍派議員は「やめてくれ」「また蒸し返すのか」と戦々恐々だ。安倍派のベテラン議員が言う。
「国民受けを狙って『裏金議員は公認しない』などと言えば、安倍派議員の反発は避けられない。進次郎さんの支援を決めている議員もいるが、全てひっくり返るだろう。本気でそんな“自殺行為”に出るつもりか。皆、彼の発言に注目している」
最終的に安倍派の圧力に屈してしまうのか。そうなれば、国民から総スカンは必至だ。
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とはいえ、いち早く出馬表明したコバホークこと小林鷹之氏(49)や河野太郎氏も総裁選をめぐる評判もメタメタだ。