“パリピ”小泉進次郎氏の資金源はほぼパーティー…3年で1.8億円、利益率9割近い荒稼ぎ

公開日: 更新日:

大臣規範も完全に無視

 しかも、19年9月から21年10月までの環境相在任中には、政治資金規正法で「特定パーティー」とされる収入1000万円以上の開催規模が2度ある。

 01年に閣議決定された大臣規範はパーティーについて〈国民の疑惑を招きかねないような大規模なもの〉の自粛を求めているが、進次郎氏は完全に無視。ルールを守れない政治家に「改革」を語る資格はない。

「パーティーに触れないのは自身の金銭的基盤を守るためでしょう。政策活動費の廃止に踏み込んだとはいえ、支給対象は幹事長以下の幹部が自民党の慣例です。進次郎氏が仮に総理・総裁になれば、悪名高い官房機密費を差配できるので何ひとつ困らない。神は細部に宿ると言いますが、進次郎氏は些細な言動からも『自分さえ良ければ』という米国流の新自由主義的な考え方が垣間見えます。危ういアメリカナイズです」(高千穂大教授・五野井郁夫氏=国際政治学)

 エセ改革者にだまされてはいけない。

  ◇  ◇  ◇

 自民党総裁選(12日告示、27日投開票)への出馬を正式表明した進次郎氏。首相就任1年以内に実現したい政策の柱に掲げたのは……。●関連記事『小泉進次郎は「サラリーマンの敵」…解雇、労働時間の規制緩和ブチ上げで「企業の味方」ハッキリ』で詳報している。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    コメンテーター「早口すぎて何を言っているのか聞き取れない」ワースト5はこの人たちだ

  2. 2

    政府また《年寄りいじめ》…高齢者医療費「窓口負担3割」適用拡大に《裏金、政策活動費を使え》批判の当然

  3. 3

    NHK紅白歌合戦にSnow Man&新旧キンプリメンバー担ぎ出す動き…昨年は過去最低視聴率

  4. 4

    高市早苗が総裁選で猛追!「選挙の神様」が陣営に加勢 都知事選で石丸伸二を2位に押し上げたプランナー

  5. 5

    悠仁さま進路先めぐる情報「根拠ない」は本当か? 秋篠宮家側近の“あやふやな説明”

  1. 6

    山口真由氏「妊娠・休養」報道で人気を証明 復帰後に約束された「最強コメンテーター」の道

  2. 7

    森保Jの爆勝スタートの裏に2人の立役者…移動、練習環境、雰囲気づくりで好アシスト

  3. 8

    長澤まさみ「Fカップ美巨乳ヌード」 衝撃情報の“真偽”

  4. 9

    W杯8強へ森保J「5人の重要人物」 頭痛の種は主将・遠藤航の後継者…所属先でベンチ外危機

  5. 10

    “多様性女王”大坂なおみの面目躍如…彼女にしかできないド派手衣装で登場、度肝を抜いた