五輪後「新国立」は廃墟に…建築家・伊東豊雄氏が懸念語る
空疎で表層的な「日本らしさ」

まさに仏作って魂入れず。新国立競技場の建設計画は再び撤回し、「B案」を採用すべきだ。3年前に建築界のノーベル賞と呼ばれる「プリツカー賞」に輝いた日本を代表する名建築家・伊東豊雄氏が憂える現計画の重大欠陥とは――。
■新たな挑戦はすべて「心配のタネ」に
――オリンピッ…
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