著者のコラム一覧
金子勝淑徳大客員教授

1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。

自民と希望の党 戦前も「保守2大政党制」で国は破滅した

公開日: 更新日:
前原代表は民進党を解体し「希望の党」に売り払ってしまった/(C)日刊ゲンダイ

「希望の党」の誕生に対して、「これで日本も政権交代が可能な保守2大政党制になる」と期待する声があった。しかし、保守2大政党制になれば、本当に政策論争が活発になって政権交代が起き、日本の政治がよくなるのだろうか。

 実は、戦前も日本は保守2大政党体制だった。大正デモクラシーに…

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